屋根リフォームで家の耐久性を高めよう！

素材で異なる屋根リフォームの特徴

理想的な屋根リフォームをするにあたり、知っておきたいのが素材による違いです。
軽量で薄いストレート屋根は地震にも強いですし、費用面も安めですから人気があります。
実際に屋根リフォームで選ばれることは多く、屋根材としても標準です。
10年に1回くらいの塗装するのが目安であり、塗膜の経年劣化により再塗装を行います。
トータル的に優秀なのはガルバリウム鋼板であり、金属屋根材ですから種類も多いです。
瓦屋根をリーズナブルにと考えるなら、セメント瓦はその要望に寄り添ってくれます。
日本瓦よりも価格は安く、防音性と断熱性に関してもかなり優秀です。
外国で広く普及をする、アスファルトシングルも選択肢のひとつです。
軽量なので強風には若干弱い面はありますが、耐久性と共に防音性にも、さらには防水性にも優れています。
施工費用を可能な限り安くするなら、トタンを選ぶのも一案です。
軽い材質は耐震性にも優れていますし、費用面の安さでは断トツです。

断熱性を高める屋根リフォームで光熱費を節約

屋根リフォームと言えば、経年劣化によって割れてしまった瓦と取り換える、雨漏りしている箇所を修繕するといった「補修工事」のイメージが強いですが、屋根リフォームによって住宅そのものの性能を高めることもできます。
具体的には省エネルギー性の向上がこれに該当します。
外気の温度は壁を伝わったり窓から入り込むなどして室内の温度に影響を及ぼしますが、実は屋根からも室内に伝わります。
そのため、屋根の断熱性能を高めれば室温が季節を通じて安定し、光熱費の節約につなげることができます。
省エネ効果を目的とした屋根リフォームにはいくつかのやり方がありますが、代表的なのは屋根に断熱材を取り付ける、あるいは遮熱性能を持った塗料を使って屋根を塗装するという2つの方法です。
いずれも新規の施工はもちろん、張り直しや塗り直しのリフォームでも効果が期待できます。
また、屋根に天窓がある住宅なら、窓を二重ガラスに交換することでも遮熱効果が高まります。