屋根リフォームで家の耐久性を高めよう！

屋根リフォームの注意点

屋根リフォームを行う際の注意点は、どんな目的でリフォームがしたいのかをよく考えて、目的に適した業者を選定することです。
屋根リフォームの目的が、屋根の色や素材などの見た目のイメージチェンジだけであれば、塗装が専門の業者への依頼が適しています。しかし、雨漏りや破損などの不具合が発生しているのであれば、雨漏り補修や防水に対応できる業者や板金業者に相談した方が安心です。さらに、屋根の構造にまで関わるような大規模な補修が必要であれば、大工さんに依頼した方がよいかもしれません。また、屋根リフォームの相場を知らない人は、あとから後悔をすることがないようにいくつかの業者に見積もりを依頼して、正当な価格を提示されているのかを確認しておく必要があるでしょう。そのほかにも、質の高い安全な工事を実施してもらうためには、ホームページなどで業者ごとのこれまでの実績や実際に工事を依頼した人たちの口コミを参考にして業者選びをすることも大切です。

カバー工法で行うメリットとは？

カバー工法とは、既存のスレート屋根の上から、新たにガルバリウム鋼板やエスジーエル鋼板といった軽量の屋根材を施工する屋根リフォーム方法です。
屋根リフォームの方法には、既存屋根を取り除いた上で新しい屋根材を施工する葺き替えもありますが、カバー工法は既存の屋根を撤去しないため、短期間で施工できるという特徴があります。一般的な住宅の場合、葺き替えと比べて約2～5日ほど工期を短くできます。
また、費用を抑えられるのもメリットのひとつです。葺き替えとは異なり廃材が出ないので廃材処理費用がかからないとともに、施工期間の短さによって人件費も抑えられるので、葺き替えと比べて約1～2割ほど安くリフォームできます。
さらに、施行後は屋根が二重構造となって厚みが増すので、耐久性が向上するとともに、雨音の軽減や断熱効果の向上も期待できます。その他にも、撤去工事に伴う騒音やホコリなども出ないことに加えて、短期間で施工できるので、近隣への影響を最小限に留めることが可能です。